旧東ドイツで1960~1980年代にかけて作られた中判カメラ「ペンタコンシックス」。かのカールツァイスが敗戦によって東西に分裂し、自社ブランド「コンタックス」の商標争いに負け「ペンタコン」として世に出されたものです。社会主義国家の工業製品は品質があまりよくないらしく、壊れやすいと有名だそうですが、秀逸なデザインや、東といってもカールツァイスのレンズがすごく魅力です。
レンズ交換型の正方形中判カメラはハッセルブラッドが超有名ですが、一通り揃えるとなると値段は10倍以上になります。いくら壊れやすいといっても、ハッセルだってちょっと使い方誤るとすぐ壊れるし、維持費がバカにならないらしいし、別に俺はプロではないしなるつもりもないので意地はる必要もないから、PENTACON Six TLはすごい魅力的です。
値段はEOS Kiss Digitalより安いんですが、う~ん、微妙なところ。