写真って、誰でもキレイに撮れちゃったりするじゃん。
だから、キレイだけじゃダメなんだよね。
そこにストーリーやメッセージが込められて、すごく作品性が増す。
けど、あんまり語り口調な写真とか、重すぎる写真はかえっていやだ。
絵を描くとなると、一つの作品に何日も何日もかけて
あれこれ考えながら作っていくけど、
写真って、一つの作品に費やす時間は数秒じゃん。
芸術作品の中では一番お手軽だよね。
しかも、基本的なルールはあるけど(露出とか構図とか)、
それをいくら破っても、写ってれば写真になる。
音楽とか、絵画なんかは、最低限のルールを守らないと
とんでもなく目障り耳障りなものになっちゃう。
そんな、なんでもアリなような写真で、誰でもできちゃうような
そんな気がするのに、
「その人にしか撮れない」すばらしい写真にあうことがよくある。
そういう作品ってホントすごい。